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その5 ダイハツ・シャルマン

見た目は高級、中身は大衆
その5 ダイハツ・シャルマン
無縁レベル:3





昭和49年(1974年)、ダイハツから1台のセダンが登場しました。
それがこのシャルマン
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ふくよかな面で構成されたそのスタイリングは
ダイハツの最高級車として設計され
エンジンも直列4気筒OHV1200cc(形式名3K)エンジンと
直列4気筒OHV1400cc(形式名T)が用意され・・・て・・・ん?

エンジントヨタ製じゃん

・・・ま、まぁダイハツはトヨタグループの一員だし
1000cc以上のエンジンは当時自社製で持っていなかったし
排ガス規制真っ只中で排気量の大きいエンジンなんて新規で造る余裕もないでしょうし
これはイイとして…

駆動方式はこの時代当たり前だったFR
足回りはフロントはストラット方式の独立懸架
リアはリジッド式リーフスプリングと手堅い仕様


しかし高級感漂うスタイリングなんだけどなんかどっかで見た覚えが…










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あ!

カローラじゃん!

そうなんです
実は中身は当時既にモデルチェンジして
お役御免となっていたE20系カローラだったんです

しかもエンジン足回りだけではなく一部ボディパネルまでカローラ流用

しかしながらがんばってスタイリングしたのが功を奏しそこそこ売れました
(※ダイハツ的な意味で

その後以前製造していた普通車コンパーノ以来のバンも追加設定

そして途中の排ガス規制に対応するためのマイナーチェンジを経て
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昭和56年(1981年)満を持して2代目登場!
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今度はボディパネル全面オリジナルデザイン!
内装も高級感あふれる仕立て!
そしてシャシーも一新!
フロントがストラットの独立懸架
リアは4リンクコイル+ラテラルロッド付のリジッドサスペンション
駆動方式は伝統のFR!


・・・ん?

どっかにいたぞ、そんな車。









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今度の中身はE70カローラでした。

しかし前の型とは違い現行車
走りの質感も向上しソコソコの人気は得るモノの
やはりダイハツの高級車という位置づけだけでは一般に魅力を訴えることが出来ず
その上「小さな高級車」が理解を得られにくいご時世であったのもあり販売は低迷
昭和58年(1983年)のマイナーチェンジでは
法令改正によるドアミラー解禁によりドアミラーが新たに装着
4速ATが追加され性能も向上するもその存在は地味なまま・・・

ベースとなるE70カローラが昭和58年(1983年)にモデルチェンジしFFのE80系カローラになったあとも
E70カローラベースのまま細々と造られつづけたものの
同じくE70系シャシーのまま造られていたカローラバンが
昭和62年(1987年)カローラがE90系にモデルチェンジする際、一緒にFF化
そのついでにシャルマンも製造終了し、絶版となりました。












(←またかよ






足回りやエンジンがAE86レビン/トレノとほぼ一緒という事から
一部のマニアから人気になり
E70カローラ/スプリンターセダンでは飽き足らない人たちの間で
「見た目シャルマンの中身AE86化け」
が行われるようになり
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215.jpg

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シャルマンを知らない子供たちにもD1選手権などでその名を轟かせ
地味にその名が語り継がれていくことに

今ではカルトカー中のカルトカーとしてマニアックな人気を持つ車となってしまいました。
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コメント

親の車でした。

フロントに輝く六連星が記憶にありますのでこれでしょうね。
こんな車だったのですね…
後付でクーラー付けたので助手席の者が寒いと文句を言ったり、家族旅行中東名でオーバーヒートしたりした記憶が蘇ります。
親が「排気量が…」等と言っていましたが軽く聞き流していたと思います。

しっかり無縁に縁が出来ていたようです。

Re: 親の車でした。

> フロントに輝く六連星が記憶にありますのでこれでしょうね。
> こんな車だったのですね…
> 後付でクーラー付けたので助手席の者が寒いと文句を言ったり、家族旅行中東名でオーバーヒートしたりした記憶が蘇ります。
> 親が「排気量が…」等と言っていましたが軽く聞き流していたと思います。
>
> しっかり無縁に縁が出来ていたようです。
当時の車はエアコン付けるとオーバーヒート気味になってしまう事が多かったようですね
装着率が上がった昭和60年以降だとそういうのも減りましたが。
排気量云々よりも冷却効率がガタ落ちになるのも一因だったようにも思えます
そう考えると今は軽でもエアコンガンガン掛けて乗れるようになってるので
技術の進歩を感じますねェ

会社間違えていました。

もしかしたら車名自体間違えているかもしれません。
たぶんこれで間違いないと思っていましたがすみません。
レーザーあたりからは記憶は確かだと思います。

No title

「国産残念カー」最右翼、ついに登場ですね、待ってました(笑)
初代はともかく2代目は時代の3年遅れ(←)を行く感じの端正でボクシーな6(8?)ライトウインドウのスタイリングで、私は嫌いじゃないです。ランタボのようにスポイラーなんかを上手く纏わせてスポーツグレードを出していればもっと評価されたのではないでしょうか。たとえば3T-GTなんかを無理矢理載せて「シャルマン・デトマソターボ」とか(笑)
記事に書かれたとおり、D1GPでも異色の活躍をみせていましたが、そのシャルマン使いの高田選手がお仕事中の不慮の事故で他界されたことは誠に残念です…。
おそらく現行当時を知らずにD1でシャルマンを知った若い子達には、カッコイイ車と認識されているのではないかと。氏の功績は大きいと思います。

Re: 会社間違えていました。

> もしかしたら車名自体間違えているかもしれません。
> たぶんこれで間違いないと思っていましたがすみません。
> レーザーあたりからは記憶は確かだと思います。

レーザー!
いつか取り上げますので気長にお待ちくださいw

Re: No title

> 「国産残念カー」最右翼、ついに登場ですね、待ってました(笑)
> 初代はともかく2代目は時代の3年遅れ(←)を行く感じの端正でボクシーな6(8?)ライトウインドウのスタイリングで、私は嫌いじゃないです。ランタボのようにスポイラーなんかを上手く纏わせてスポーツグレードを出していればもっと評価されたのではないでしょうか。たとえば3T-GTなんかを無理矢理載せて「シャルマン・デトマソターボ」とか(笑)
> 記事に書かれたとおり、D1GPでも異色の活躍をみせていましたが、そのシャルマン使いの高田選手がお仕事中の不慮の事故で他界されたことは誠に残念です…。
> おそらく現行当時を知らずにD1でシャルマンを知った若い子達には、カッコイイ車と認識されているのではないかと。氏の功績は大きいと思います。

モデル末期なんて雑誌に「4A-G載せたスポーツセダンとして売り出せばいいのに」なんて書かれる位でしたもんねェ
基本トヨタのOEMみたいな車だったんで難しかったのかも知れませんがw
ドリフト関係って普通の車雑誌では評価されないクルマが一転してスターになったりするのも
面白い所であり良い面でもありますよね

初めまして。

シャルマン、初代が現役の頃、人気刑事ドラマ
太陽にほえろ!で長さんが人を撃った!の回で
シャルマンバンがダンプにぶつけられ。終いには
230セドリックにTボーンで留めを刺されました。

No title

高見さん
そんなマニアックなシーンが!
今度チェックしてみますw

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